思ったことを書くだけ

読んだ本の紹介、自転車練習、ドキュメンタリー視聴、映画、美術関連、時事問題・・・気になったことをメモとしてまとめていきます。

大西康之『東芝解体 電気メーカーが消える日』 

序章に全体概要を1章から章別に主要電機メーカーについてこれまでと近未来の今後を記載した内容。

電機メーカーは電力系、電電系、(東芝、日立のように両者に跨るところもある)その他(一般家電などが主力)に分類される。

1985年の通信自由化までは「日本の通信市場は日本電信電話公社による「独占」状態だった。独占とは価格競争がないことを意味し、コストが上がれば電話料金を上げるだけ。利用者に選択の余地はなく、決められた料金を払うしかなかった。-P25-」
この状態の電話料金は"税金"と同じである。政府は"NTT"を隠れ蓑とし不人気な政策である「増税」を「電話料金」と言う形で行うことで行った。そしてNTTは「設備投資」という名のもとに「電電ファミリー」に再分配された。そして電電ファミリーにぶら下がる下請けに"税金"は還流する。まさに土建業の公共事業と同じ構図が成立していた。

しかし、自由化が進み、ソフトバンク、KDDIといった企業とNTTは競わなくてはならない状況になると、通信料を下げざるえなく
なり設備投資も押さえられることとなる。NTTの下請けに成り下がってしまった電電ファミリーは飼われることになれてしまい、身動
きがとれなくなり縮小することとなった。

これまでも電電ファミリーは"自主ビジネス"とでも言おうか?NTTとは関係のないことで経営の多角化を目指したが中途半端であり、そこで生じた損失補てんもまた"税金"でなされた。このようなぬるま湯状態では外国勢に勝てるわけがなかった。

この構図は電力系についても同じである。

そんな電機メーカー壊滅状態の中で三菱電機はしぶといと著者は言う。「勝てない事業から撤退し、勝てる分野にヒト・モノ・カネを集中すること-P237-」という当たり前のことができたからだとしている。しかし、先に述べたように損失補てんに慣れてしまった他電機メーカーはそれができなかった。


うーむ。良く見ている。。。。歯がゆい。。。。

東芝解体 電機メーカーが消える日

※3週間程度前に読了していたが知人に貸したためレビューが遅れた。

※トレーニング:朝練 30キロ アベ28.8 やっと去年より1キロ程度遅い程度にまで回復。通称"下駄"と呼ばれるホイールなので善しとしよう。
スポンサーサイト

category: 書評

thread: 読んだ本。  -  janre: 本・雑誌

TB: 0    CM: 1   

コメント

書評投稿サイト「本が好き!」のご案内

突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」を運営しております、和氣と申します。

貴ブログを拝読し、ぜひ本が好き!にもレビューをご投稿いただきたく、コメントさせていただきました。

本が好き!:http://www.honzuki.jp/

こちらのサイトでは、選ばれたレビュアーの方が本をもらえるようになる「献本サービス」を行っています。

1.会員登録 
 こちらのフォームよりご登録ください。
 http://www.honzuki.jp/user/user_entry/add.html
2.書評投稿
 書籍を検索し【書評を書く】ボタンよりご投稿ください。
3.ご報告
 貴ブログ名をご記載の上、こちらのフォームよりご報告ください。
 http://www.honzuki.jp/about/inquiries/user/add.html

名前の通り「本好き」の方がたくさん集まって、活発にレビューを投稿して交流をされているサイトですので、よろしければぜひ一度ご訪問いただけましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

本が好き!運営担当 #- | URL | 2017/07/26 20:54 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://izuminekonyan.blog129.fc2.com/tb.php/1258-4f07e135
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード